foobar2000は主に再生ソフトウェアなのであまり使う機会は少ないが、標準でfreedbを利用することが可能である。freedbを設定することによってインターネットを通じて曲情報を取得し、音楽ファイルにタグをつけることができる。foobar2000でリッピングする場合や、後からタグをつける場合は便利に利用することができるだろう。
※foobar2000全体の使い方の流れを知りたい方は音楽再生プレーヤーfoobar2000の使い方まとめをあわせて読んでいただけるとわかりやすいだろう。
標準機能なので特にコンポーネントを入れる必要はない。しかし、標準のfreedbサーバーが日本語に対応していないので、日本語対応のfreedbサーバーを追加しておこう。その手順を紹介する。
まずはfoobar2000を起動する。
「file」-「Preferences」をクリック。
「Tools」-「Tagging」-「freedb Tagger」を開く。
標準のサーバーがすでに登録されているが、今回は別のサーバーを利用するので削除しておく。(特に残しておいても問題はないが)freedb.freedb.orgを選択して、「Remove」をクリックする。
次に「Add…」をクリックする。
サーバーの追加設定が出てくるので、Serverに
freedbtest.dyndns.org
と入力する。他はデフォルトで問題ない。「OK」をクリックして設定を閉じる。
Server一覧に設定したサーバーが出ていれば設定は完了だ。「OK」をクリックして画面を閉じる。
以下からはfoobar2000でfreedbからCD情報を取得して、タグをつける手順の一例を紹介する。
タグのついていないファイルをプレイリストに追加する。(曲単位だとたくさんヒットするのでアルバム単位で追加したほうが良い)例えばExact Audio Copyやfoobar2000のリッピングで情報を取得し忘れた時などを想定している。
アルバム全体を選択し、右クリックから「Tagging」-「Get tags from freedb」をクリック。
しばらく待つと、CD情報が見つかる。(サーバーに登録されている場合)「Update files」をクリックするとファイルにタグが書き込まれる。
foobar2000には更新したタグが表示されるようになる。
コメント
[…] 次にfoobar2000のfreedbを設定する。こちらを参考に設定しておこう。すでに設定済みの方は次へ。 […]
[…] ので他のタグ編集ソフトを導入しなくても良いと言うことになる。freedbを使ってインターネットから曲情報を付ける手順やCDからFLACを作る手順を使えばすべてfoobar2000で音楽管理が出来て […]
[…] foobar2000のfreedbを設定する手順 […]