高機能CDリッピングソフトExact Audio Copyの使い方まとめ

Exact Audio Copyは高機能なCDリッピングソフトである。このソフトを使用して、音楽CDからパソコンに音楽をリッピング(取り込む)ことができる。Exact(正確な)Audio(音楽の)Copy(コピー)という名前の通り、公開初期から正確にCDからデータを取り込むことを意識していたソフトウェアである。

筆者も10年以上使用しているソフトウェアであり、WindowsでCDを取り込むのであればこのソフトウェアをおすすめしたい。このページでExact Audio Copy導入&使い方の流れをつかんでいただければと思う。

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Exact Audio Copyをおすすめする理由

CDのリッピングソフトとしてはWindows標準のWindows Media Playerを使っていたり、iPhoneやiPodに入れるためにiTunesをインストールしている方も多いだろう。もちろん、このブログで紹介しているfoobar2000を使用しているという方もいるだろう。

基本的にCDはデジタルデータなので、CDと同じデータをパソコンに取り込んでいるわけであるが、本当に正確に取り込めているかどうかは実はわからない。ドライブの読み取り性能や、CDの汚れ、傷の具合など、正確に読み取ることが難しい場合もある。

そこでソフトウェアで読み取り速度調整や、汚れ、傷のある場所を読み直したりして、できる限り元のデジタルデータを取り込むということが必要になってくる。

そのような機能を備えたのがExact Audio Copy(略してEAC)というソフトウェアである。ドライブに合わせた設定を行うことによって正確にCDをパソコンにデータとして取り込むことができる。そのため、音質劣化やノイズを防ぐことが出来るということで昔から利用している方は多いし、現在のPCオーディオで音質にこだわっている方にもおすすめである。

実際にはそれだけではなく、ファイルとしてCueSheet(キューシート:CDの頭出しなど情報が書き込まれているファイル)とwav(ウェーブファイル:音楽データ)を1CD1ファイルで出力できるため、ファイル管理が簡潔になる。曲ごとのファイルにしてしまうと曲間の再現が出来なくなる場合もあるし、何よりファイルが多くなりすぎてフォルダがごちゃごちゃになりやすい。1つのCDを1つのイメージファイルとして保管すれば再生環境は限られるが、非常にわかりやすくファイル管理ができる。

元は英語のソフトウェアであるが、日本語化も可能なのでぜひ挑戦してみてほしい。このページで全体の流れをつかんでいただければ幸いである。

Exact Audio Copyのインストール

それでは、まず最初にリッピングソフトExact Audio Copy(EAC)のインストール&日本語化手順を参考にインストールするところから始めよう。対応しているOSとしてはWindows XP~Windows 10である。ほとんどの環境で動くと思うので、あまりOSの違いは気にしなくてもよいだろう。

初期設定のままでは本来の実力を発揮することができないので、自分の環境にあった設定を行わないといけない。ここからは各設定である。面倒かもしれないが一通り実施しよう。

Exact Audio Copyの設定

まずは基本的なオプション設定である。EACオプションの設定手順を参考に設定していこう。デフォルトでも動作はするが、おすすめの設定があるので、できるだけ設定してEACの機能を最大限に引き出そう。

次に各人に合わせたドライブ設定を行う。パソコンについているCD,DVD,Blu-rayドライブ環境によって設定は違うので説明を読んで自分に合った設定にしよう。少し難しいところはあるが、EACドライブオプションの設定手順を見ながら設定していって欲しい。

次に曲情報をインターネット上から取得する設定を行う。リッピングと同時にCD情報をインターネットから取得することによって、そのあとの音源管理に役立つ。EACメタデータオプションの設定手順を参考に曲情報を取得できるようにしておこう。

Exact Audio Copyを使ったリッピング

ここまでで一通り使用できる状態になっているはずだ。実際にCDからパソコンにcue+wav形式で取り込んでみよう。EACでCDを取り込む手順を見ていただいて実際にCDから音源をパソコンにリッピングしてみよう。cueファイルはトラック情報や曲情報、wavファイルはCD全ての波形データ(1つに繋がったファイル)である。

cue+wav形式で取り込み終わったら、EACでリッピングしたcue+wavをWavPack形式に変換する手順を参考にロスレス圧縮のWavpack形式に変換する。一応、設定でflac形式にも変換できるのでそちらがよい場合は設定を変更しよう。音質はどちらもロスレス圧縮なので変わらない。これで「cue+wav」から1CD1ファイルになる。

再生ソフトや機器の互換性を気にするのであればflacファイルで曲ごとに1ファイル作成する方法が一番だと思う。ただ、次に紹介する再生プレーヤーにfoobar2000を使うのであれば1CD1ファイルでもまったく問題ないだろう。またfoobar2000を使えば様々な音声ファイル形式に変換できるので、リッピングはEAC、再生・変換はfoobar2000という使い方がおすすめである。

次にCDから取り込むときはEACの設定は終わっているのでCDの取り込みとWavpackの変換だけでよい。慣れれば簡単な作業になると思う。

リッピングした音源の再生

Wavpack形式は特殊と思われるかもしれないが、音楽プレーヤーのfoobar2000では標準で対応している。つまりそのままプレイリストに入れれば再生できるということである。もちろんタグの編集等もできる。音楽再生プレーヤーfoobar2000の使い方を参考に使っていただければと思う。

モバイル版でもWavpack含め、様々な音声ファイルを再生できるので、ロスレスファイルをそのまま外に持ち出すことも可能だ。ついにリリース!音楽再生プレーヤーfoobar2000 mobile iOS版レビューを見ていただいてよさそうであればアプリをインストールしてみて欲しい。

筆者はこの方法ですべてのCDをアーカイブしている。今のところ困ったことはないし、再度エンコードするということも起きていない。興味のある方はぜひ、EACとfoobar2000の組み合わせで音楽を楽しんでいただければと思う。

Exact Audio Copy

Posted by kazutomo