高機能CDリッピングソフトExact Audio Copyの使い方まとめ

2016年10月30日

Exact Audio Copyは高機能なCDリッピングソフトである。このソフトを使用して、音楽CDからパソコンに音楽をリッピング(取り込む)ことができる。Exact(正確な)Audio(音楽の)Copy(コピー)という名前の通り、初期公開時から正確にCDからデータを取り込むことを意識していたソフトウェアである。

筆者も10年以上使用しているソフトウェアであり、WindowsでCDを取り込むのであればこのソフトウェアをおすすめしたい。このページでExact Audio Copy導入&使い方の流れをつかんでいただければと思う。

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CDのリッピングソフトとしてはWindowsでは標準でWindows Media Playerが入っていたり、iPhoneやiPodに入れるためにiTunesをインストールしている方も多いだろう。もちろん、このブログで紹介しているfoobar2000を使用しているという方もいるだろう。

基本的にCDはデジタルデータなので、CDと同じデータをパソコンに取り込んでいるわけであるが、本当に正確に取り込めているかどうかは実はわからない。ドライブの読み取り性能や、CDの汚れ、傷の具合など、正確に読み取ることが難しい場合もある。

そこでソフトウェアで読み取り速度調整や、汚れ、傷のある場所を読み直したりして、できる限り元のデジタルデータを取り込むということが必要になってくる。

そのような機能を備えたのがExact Audio Copy(略してEAC)というソフトウェアである。ドライブに合わせた設定を行うことによって正確にCDをパソコンにデータとして取り込むことができる。そのため、音質劣化やノイズを防ぐことが出来るということで昔から利用している方は多いし、現在のPCオーディオで音質にこだわっている方にもおすすめである。

実際にはそれだけではなく、ファイルとしてCueSheet(キューシート:CDの頭出しなど情報が書き込まれているファイル)とwav(ウェーブファイル:音楽データ)を1CD1ファイルで出力できるため、ファイル管理が簡潔になる。曲ごとのファイルにしてしまうと曲間の再現が出来なくなる場合もあるし、何よりファイルが多くなりすぎてフォルダがごちゃごちゃになりやすい。1つのCDを1つのイメージファイルとして保管すれば再生環境は限られるが、非常にわかりやすくファイル管理ができる。

元は英語のソフトウェアであるが、日本語化も可能なのでぜひ挑戦してみてほしい。このページで全体の流れをつかんでいただければ幸いである。

Exact Audio Copyのインストール

それでは、まず最初にインストールするところから始めよう。下記の記事を参照していただきたい。対応しているOSとしてはWindows XP~Windows 10である。ほとんどの環境で動くと思うので、あまりOSの違いは気にしなくてもよいだろう。

リッピングソフトExact Audio Copy(EAC)のインストール&日本語化手順

これでインストールから日本語化までできたはずである。初期設定のままでは本来の実力を発揮することができないので、自分の環境にあった設定を行わないといけない。ここからは各設定である。面倒かもしれないが一通り実施しよう。

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Exact Audio Copyの設定

まずは基本的なオプション設定である。

EACオプションの設定手順

次に各人に合わせたドライブ設定を行う。環境によって違うので説明を読んで自分に合った設定にしよう。

EACドライブオプションの設定手順

次に曲情報をインターネット上から取得する設定を行う。

EACメタデータオプションの設定手順

Exact Audio Copyを使ったリッピング

ここまでで一通り使用できる状態になっているはずだ。実際にCDからパソコンにcue+wav形式で取り込んでみよう。

EACでCDを取り込む手順

cue+wav形式で取り込み終わったら、これをロスレス圧縮のWavpack形式に変換する。一応、設定でflac形式にも変換できるのでそちらがよい場合は設定を変更しよう。音質はどちらもロスレス圧縮なので変わらない。これで「cue+wav」から1CD1ファイルになる。

EACでリッピングしたcue+wavをWavpack形式に変換する手順

次にCDから取り込むときはEACの設定は終わっているのでCDの取り込みとWavpackの変換だけでよい。慣れれば簡単な作業になると思う。

リッピングした音源の再生

Wavpack形式は特殊と思われるかもしれないが、音楽プレーヤーのfoobar2000では標準で対応している。つまりそのままプレイリストに入れれば再生できるということである。もちろんタグの編集等もできる。モバイル版でも再生できるのでロスレスファイルをそのまま外に持ち出すことも可能だ。

音楽再生プレーヤーfoobar2000の使い方まとめ

ついにリリース!音楽再生プレーヤーfoobar2000 mobile iOS版レビュー

筆者はこの方法ですべてのCDをアーカイブしている。今のところ困ったことはないし、再度エンコードするということも起きていない。興味のある方はぜひ、EACとfoobar2000の組み合わせで音楽を楽しんでいただければと思う。