リッピングソフトExact Audio Copy(EAC)のインストール&日本語化手順

2016年3月6日

Exact Audio Copy(以下EAC)は高機能なリッピングソフトである。このソフトを使用して、音楽CDからパソコンに音楽をリッピング(取り込む)ことができる。Exact(正確な)Audio(音楽の)Copy(コピー)という名前の通り、初期公開時から正確にCDからデータを取り込むことを意識していたソフトウェアである。このEACのインストール&日本語化手順を紹介したいと思う。

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さかのぼると1998年頃から開発されていたソフトウェアで歴史はかなり長い。そして筆者(MUSIC PCの管理者でもある)は10年以上のユーザーになっており、現在も利用している。音楽CDを取り込む点に関しては昔も今も信頼して使用している。おそらく、それなりに詳しいパソコンユーザーであれば使用している方も多いと思われる。

正確に読み込めるというということで、多少傷ついたCDでも読み込めたり、2000年代に問題となったCCCD,LGCDを読み込めたり、話題になることもあった。もちろん、普通のCDでも読み取りミスをすることなく最善の方法でリッピングしてくれるので、安心できる。

PCオーディオが普及してきてからでもおすすめされるリッピングソフトに入っていることがある。EACを使っているからと言って音がよくなるわけではないが、少なくともCDのデジタルデータとしては1ビットの狂いもなくリッピングできる確率が高いからだろう。他のソフトのようにドライブのフルスピードで読み込む方法とは違い、ドライブにあった速度でデータの欠落がないように読み取ってくれる。

またEACを使用している理由として、cueファイル(キューファイル)+wav(ウェーブファイル)を生成できる点がある。これはCD全体をイメージとして取り込むため、曲間(秒数)の再現やプリギャップ(曲の始まる前の時間)の再現ができる。他のソフトウェアでは曲ごとに分割されることが多いし、曲間ももしかすると正確に取り込めていない可能性がある。音楽CDを完璧に取り込むという意味(cueシートのINDEX 00,INDEX01を含めて)でEACがベストであると言える。

EACはフリーソフトであるが、海外ソフトなので使用するには少しハードルが高い。また設定項目も多いため、戸惑うところもあるだろう。ここの手順を見ていただければ少しは楽に導入できると思うので、チャレンジしてみてほしい。

※Exact Audio Copy全体の使い方の流れを知りたい方は高機能CDリッピングソフトExact Audio Copyの使い方まとめをあわせて読んでいただけるとわかりやすいだろう。

注意事項

ソフトの性質上、悪用すると著作権侵害となる場合がある。市販の音楽CD等をコピーするときは個人で楽しむ範囲でのコピーにしなければならない。間違ってもリッピングした音源をインターネット上(youtube,SNS,サイト)にのせてはいけない(違法)。消費者のマナーこそがCD業界を保護できるものだと思う。

インストール手順

Windows10でも動作確認できているため、その画面キャプチャで手順を紹介していく。以前のOS(Win 7など)でもほぼ同様にインストールできるはずだ。

まずはEACをダウンロードする。オフィシャルサイトのhttp://www.exactaudiocopy.org/にアクセスする。

このようなサイトのはずだ。左側にあるResourcesのDownloadをクリックする。

上記画面で「click here」をクリックする。ちなみに上にある「Download from~」というところをクリックしてしまうと海外のサイトを彷徨ってしまうことになるので注意しよう(結局、どこからダウンロードできるのか不明)。

EACのホームページからダウンロードできるので、「Download Installer」をクリックする。適当な場所に保存する。

eacinstall04

ダウンロードしたフォルダをみると上記のようなファイルがあるはずだ。このファイルを開こう。するとインストーラーが起動する。

eacinstall05

「Next>」をクリックする。

eacinstall06

規約がでてくるので「I Agree」をクリックする。

eacinstall07

インストールする場所を決めて「Next>」をクリックする。デフォルトのままのインストールフォルダでよい。

eacinstall08

スタートメニューに表示される名前である。これもそのままでよい。「Next>」をクリックする。

eacinstall09

コンポーネントのインストール設定画面である。デフォルトでチェックされているものをそのままインストールでよい。「Install」をクリックする。するとインストールが開始されるのでしばらく待機する。

eacinstall10

インストールが終了したら上記のような画面が表示される。この後、日本語化するので、「Run Exact Audio Copy 1.1」のチェックを外して「Finish」をクリックする。

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日本語化手順

EACは日本語言語ファイルを用意することによって日本語化できるようになっている。Chappu様、945様、yk様の翻訳をベースにkazutomo(ハウツーIT/MUSIC PC)が少し追記したものである。問題があったり、間違え、わかりにくいところがあればご連絡頂けるとありがたい。

下記リンクからダウンロードする。

EAC日本語言語ファイル

eacinstall11

ダウンロードしたファイルはZIP圧縮されているので、解凍ソフトで解凍しよう。

eacinstall12

解凍するとJapanese.txtが出てくるはずだ。

eacinstall13

エクスプローラでEACのインストールフォルダ(デフォルトはC:\Program Files (x86)\Exact Audio Copy)のLanguagesフォルダにドラッグ&ドロップする。

eacinstall14

LanguagesフォルダにJapanese.txtが入っていればOKである。

eacinstall15

EACをデスクトップやプログラムメニューから起動する。

eacinstall16

上記のように日本語で表示していれば日本語化は成功している。ポップアップでGD3メタデータプロバイダの使用を聞いてくるが、制限があるので「いいえ」をクリックする。

eacinstall17

セットアップウィザードも開いているが、手動で設定するため、ここではキャンセルをクリックして閉じよう。

なお、EACメタデータプラグイン(インターネットから曲情報を取得する追加プラグイン)を使用する場合、別途、freedb Metadata PluginとGD3 metadata pluginの日本語化も必要である。標準のfreedbエンジンを使用する場合は特に必須ではないが、ロシア語表示が気になる方や、追加プラグインを使用したい方は日本語化しておくとよいだろう。

EAC freedb metadata plugin & GD3 metadata plugin 日本語化ファイル

シャー芯(sha-shin)さん作成

詳細と日本語化手順はファイルに含まれているので参照していただきたい。ほぼ本体の日本語化と同じ手順で出来るはずだ。

日本語化する前は読めない(ロシア語)文字が出ているが、日本語化を行うと下図のように変わる。

メタデータプラグインも日本語化して使用することができるだろう。

これでEACのインストールは終了である。リッピングを始める前に設定を行わないといけないので、この時点ではまだ使用しないほうがよいだろう。

続けて初期設定のEACのオプション設定手順をご覧いただければと思う。