foobar2000でCDからFLACを作る手順

2014年3月26日

foobar2000にはCDからのリッピング機能が標準でついている。つまり、foobar2000単体でiTunesのようにCDをパソコンに取り込むことが出来る。その機能とコンバーター機能を使うことによって簡単にFLAC形式のファイルを作成することが可能だ。CDの取り込みから再生までfoobar2000だけで完結できることになる。パソコンで音楽を管理するのにお勧めの方法だ。

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FLAC形式の音楽ファイルはロスレス圧縮(可逆圧縮)と言われるもので、CDからの音質の劣化は一切ない。mp3形式などのロス圧縮(非可逆圧縮)のようにファイル容量を削るために音質を犠牲にしているということもない。

ハードディスクが大容量化している現代でわざわざ音質の悪いmp3で音楽を保管するのは意味がないと思われる。ハードディスクの容量があるのであればロスレス圧縮で保管しておく方が、いい音で音楽を楽しめるのでお勧めだ。CD資産はFLACなどのロスレスで保管しておけば将来的にも問題ないだろう。

最近ではFLAC対応プレーヤーも多く出ており、パソコン以外でも高音質で楽しめる。つまり、一度FLACでファイルを作っておけばそのままいろいろなプレーヤーで再生が可能だ。また、オーディオ関係の方が注目しているネットでのハイレゾ音源配布でもFLACが使われていることが多い。つまり互換性の高いファイル形式といえるだろう。

foobar2000に関して言えばCDから取り込んだFLACもネットでダウンロードしたハイレゾFLACも同じように再生することが可能だ。(さらに言えばDSDも再生可能)これをFLAC対応プレーヤーにコピーすれば高音質のままポータブルプレーヤー(ウォークマンなど)などで聞くことができる。

ここではfoobar2000を使ってCDからFLACを作成するまでの手順を紹介する。ただし、FLACファイルは曲単位で分割されるため、CD1枚を1ファイルとして管理したい場合は高機能CDリッピングソフトExact Audio Copyの使い方まとめを参考にするとよいだろう。foobar2000ではExact Audio Copyと同様にAccurateRipやオフセット補正ができる。つまりExact Audio Copy(EAC)と同様にずれのない&エラーのないリッピングが可能となる。この記事ではその設定も行う。

(プレーヤーとの互換性としては曲単位分割の方がうまく再生できる場合が多い。foobar2000で再生する場合はどちらでも見た目、操作に違いはない。CUEシートを残したいというこだわりがある場合はExact Audio Copyを用いてWavPackに固めてしまうほうがよいだろう)

*foobar2000をインストールしていない方はこちらからインストールしておこう。

まずはflacエンコーダーをダウンロードしてくる。FLACのホームページを開く。

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downloadページのWindows用のエンコーダをクリックする。上の画面ではFLAC for Windowsをクリックする。

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ダウンロードページに飛ぶので最新版のある下のほうへスクロールする。

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flac-*,*,*-win.zipをクリックする。今回はzip圧縮版をダウンロードする。

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適当な場所にダウンロードする。場所を選んで「保存」をクリック。

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保存したフォルダを見ると上記のようなファイルがダウンロードされている。解凍ソフトでzipファイルを解凍しよう。

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解凍すると上記のようなファイルが入っている。Windowsで32bit版を使っている方はwin32のフォルダ、64bit版を使っている方はwin64のフォルダを開こう。

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flac.exeがエンコーダである。これを右クリック、コピーする。

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foobar2000のインストールフォルダ(標準ではC:\Program Files (x86)\foobar2000)に右クリック、貼り付けする。以上でエンコーダーの準備は完了である。ダウンロードしたファイル、解凍したファイルは不要なので削除してもよい。

次にfoobar2000のfreedbを設定する。こちらを参考に設定しておこう。すでに設定済みの方は次へ。

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「File」-「Open audio CD…」をクリックする。

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CDリッピングに使用するドライブを選択し、「Drive settings」をクリックする。

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読み込みサンプルオフセットの設定ができるので、Read offset correction:にドライブの補正数値を入れる。分からない場合はとりあえず「auto」をクリックしておこう。Ripping securtyは「standard」を選択しておく。CD読み込み中にエラーが発生した場合は停止して、正確に読み取れなかったと言うことを知らせてくれる。設定が終わったら「OK」をクリックする。

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次にドライブにCDを入れて、「Rip」をクリックする。

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Rip Audio CDの画面が開くのでInformation lookupの「Lookup」をクリックする。するとインターネットに接続し、曲情報を検索しに行く。

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freedbサーバーにCDが登録されていれば上記のようにヒットした情報が表示される。「Update files」をクリックし、情報を反映させる。

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Actionsの「Verify with AccurateRip」にチェックを入れておく。サーバーに情報が登録されていれば正常に読み取れたかどうかの確認ができる。次に「Proceed to the Converter Setup dialog」をクリック。

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AccurateRipに情報がない場合はこのエラーがでるので再度「Proceed to the Converter Setup dialog」をクリック。

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Converter Setup(変換設定)が出てくるので「Output format」をクリック。ここで変換する形式の設定を行っていく。

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テンプレートとしてFLAC形式があるのでそれを選択し、「Back」をクリック。

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次に出力設定の「Destination」をクリック。

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Output style and file name formattingのName formatの右側にある「…」をクリックする。

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Sub-folder nameに「artist/album」を選択、File nameに「nn.title」を選択し、右上の×で画面を閉じる。

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Previewに出力のフォルダ形式、ファイル名が表示される。上記の場合、アーティスト名のフォルダの中にアルバム名のフォルダがあり、その中に曲ごとにflacファイルが生成される。「Back」をクリックして前の画面に戻る。

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ここまでの設定をプリセットとして保存する。「Save<<」をクリックして、名前を「FLAC」にする。最後に「Convert」をクリックする。

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音楽ファイルの保存フォルダを選択する。こちらで設定したフォルダを指定しておくと自動的にfoobar2000のライブラリに曲がインポートされて便利だ。「フォルダーの選択」をクリックすると、自動的にCDからのリッピングとFLACへの変換が始まる。

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取り込みが終わるまでしばらく待とう。

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取り込みが終わると上記のように結果が表示される。右上の×をクリックして閉じる。

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保存されたフォルダをエクスプローラ等で見るとちゃんとflacファイルができているはずだ。これを対応プレーヤーなどにコピーすれば再生できる。

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foobar2000は標準でflacに対応しているので何もしなくても再生できる。以上の手順でCDからflacで取り込むことができた。2回目からはプリセットを選択することで、設定の手間を省くことができる。

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Rip Audio CDの画面で「Lookup」で曲情報を入力後、画面一番下のドロップダウンリストから「FLAC」を選択して、「Rip now using one of the existing preset:」をクリックすると、1回目と同じ設定で取り込むことができる。

 

引き続きアルバムアート(ジャケット画像)を付けたい場合はfoobar2000で曲にアルバムアートをつける手順を参考にしていただきたい。

foobar2000

Posted by kazutomo