PCオーディオの始め方

2014年8月7日

便利で高音質と言われているPCオーディオを始めたいが、何から始めればいいのかわからない方もおられるだろう。PCオーディオと言っても現在では様々な方法が出てきている。ここでは概要的なことを紹介し、各人にあった聴き方を提案していきたいと思う。PCオーディオの入門から、本格的にオーディオをやりたい方までの参考になればと思う。

PCオーディオとは

まず、PCオーディオの意味としては「パソコンを利用したオーディオ」である。数年前から定着しているCDをパソコンにリッピング(取り込み)して音楽を聴くスタイルである。近年では音楽配信もされているので、ネットからダウンロードして聴くということもできる。

利点としてはパソコンで音楽を管理するのでCDの入れ替えが不要であり、気軽に再生できるようになる。何千曲でもパソコンに保存できるので場所をとらない。また、パソコンの高性能化、大容量化によって高音質の音源を再生、大量に保管できる。

パソコンはデジタル機器なので、デジタル音源であるCDをデジタルでそのまま取り込める。ロスレス(可逆)圧縮であれば、劣化なし(CD音質そのまま)で再生できることになる。リアルタイムで読み込むCDプレーヤー等に比べるとすでにパソコンにデータとして保存しているので、読み取り(光ピックアップ)ミスによるノイズ、音飛び、音の変化はしないということになる。

これらのことから利便性と音質が有利な点からPCオーディオは普及してきている。また、様々な機器も増えてきて、パソコンの音が悪いというのは過去の話となっている。昔からあるオーディオと遜色ない音、またはそれ以上の音を出すことも可能だと思う。また、すでにオーディオ機器をお持ちの方はCDプレーヤーがパソコンに置き換わるだけでスピーカーやアンプはそのまま使うことができるであろう。

それではPCオーディオを始めるための説明をしていく。

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音源の準備

音源としては一番普及しているCD(コンパクトディスク)をリッピングしてパソコンに取り込むのが一般的だろう。取り込むと一言で言っても様々な方法、形式があってどれが良いのか悩むかもしれない。今であればパソコンの性能も良く、容量も大きいので間違えなくロスレス形式で保存していくことをお勧めする。

ロスレス(可逆)圧縮というのはCDの音質そのままで保存する形式だ。あまり圧縮率は高くないのでハードディスクの容量は沢山使うが、音質はCDそのものである。また、曲情報やアルバムジャケットなどのタグをつけることができるので管理する上でも便利だ。

余談になるが、ロス(非可逆)圧縮というのもある。有名なものでいうとmp3,wma等である。この非可逆圧縮は音質を落として容量を少なくしている形式である。容量が限られるスマホやオーディオプレーヤーではこの圧縮を使えばよい。ただし、一度圧縮すると元の音質に戻すことはできない。音質にこだわるのであれば非可逆圧縮は選択しないほうがよいだろう。(大は小を兼ねるで可逆圧縮で保存しておけば後で非可逆圧縮に変換することも可なので、あえて非可逆圧縮だけにする必要はない)とはいえ、ロス圧縮は音楽以外にも地デジ(MPEG)でもデジカメ(jpeg)でも使われているので身近なものだ。

ロスレス圧縮にも沢山の種類がある。有名なところではFLAC、APE、TTA、WavPack、AppleLosslessなどである。この中で現状、一番普及しているのがFLAC形式である。ほぼスタンダートになっているのでFLACを選んでおけば間違えないだろう。他の形式でも音質は変わらないが、再生できるプレーヤー(ソフト、ハード含めて)が限られてしまう。パソコンのみに限らずネットワークオーディオに発展させようとした場合、FLACが一番扱いやすいし、対応機器も多い。このため、ハイレゾのネット配信にもFLACを使っていることが多い。

(そう言いながらも筆者はWavPack形式を利用している。1CDを1ファイルで管理できるので便利である。ただし、再生できる環境はほぼパソコンに限定される。高機能CDリッピングソフトExact Audio Copyの使い方まとめで詳しく書いてあるので気になる方は参考に)

FLACを使う理由はわかったが、どうやって取り込むか。お勧めなのはfoobar2000を使う方法だ。foobar2000は音楽再生ソフトであるが、高機能でCDのリッピングも可能である。foobar2000ひとつインストールすればFLACファイルの作成から、再生まで出来るので余計なソフトを入れる必要はない。

foobar2000を使うと1曲1ファイルのデータができる。ファイル数は多くなるがfoobar2000を使っていれば特に気にすることなく再生可能だ。また、1曲1ファイルのほうが再生の互換性はよくなる。ネットワークプレーヤーなどを導入予定であれば1曲1ファイルで保存したほうが良いだろう。(逆に1CD1ファイルだとファイル管理はしやすいが、再生できる環境は限られてしまう。foobar2000ではどちらでも同じ様に再生可能であるので、パソコンのみの場合は特にどちらでもよいだろう。)

使い方はこのブログの音楽再生プレーヤーfoobar2000の使い方まとめを読んでいただければ導入できると思う。オーディオにこだわる方が結構使用しているソフトであるので、是非使っていただければと思う。

筆者は2007年ごろから1CD1ファイルでロスレス形式で保存しており、これまでCDからの再リッピングに迫られることはなかった。再リッピングしてもCDを超える音質にもならないし、CD未満の音質になることもない。1度CDからリッピングすればずっとパソコンで良い音質で聴くことができる。数枚ならよいが、今では500枚以上のCDライブラリになっているので、もし再リッピングすることになると、どれだけ大変か想像できるはずだ。早めにロスレス形式でPCオーディオをやっていてよかったと思う。

次に音源として考えられるのが、ネット配信されている音源である。これまでネット配信ではロス(非可逆)圧縮を使用していたが、ネット通信の高速化やパソコンの高性能化によってCDを超える音質のものを配信することが近年できるようになってきた。いわゆるハイレゾのネット配信である。

ハイレゾと言っても再生環境が良くないと違いが分からなかったり、そもそも録音がハイレゾでされていないと意味がない。あまり期待しすぎるとよくないと思う。そもそもCDの規格自体が16bit、44.1kHzなので悪いとは言えないのだ。ハイレゾの24bit,96kHzと言ってスペック上は確かに良いが、違いは?音質は?と聞かれると人それぞれだと思う。CDでも十分、PCオーディオは楽しめるのでハイレゾ音源にこだわることはあまりないだろう。録音状態がよい音源はたとえCDであっても綺麗に聞こえる。

ハードの準備

ここまでで、パソコンに音源は準備できただろうか。普通のパソコンであれば標準で音が出ると思うので、パソコンで音楽を聴くことは可能になっていると思う。音源の管理と言う面ではPCオーディオの利便性は使えるようになったので一応は目的は達成できている。ここからはさらにオーディオを楽しむため、ハードウェアのほうを紹介していく。

パソコンから音が出ているのだからこれ以上は必要ないという方もいると思うが、ハードに投資すればよりよい音で聴く事ができる。最近はPCオーディオのための製品も多く出てきている。

まずはどのように音楽を聴くか?ということが重要になってくる。あまり大きな音が出せない環境であれば、イヤホン、ヘッドホンで聴く事が多いと思うし、ある程度音を出せる環境であれば、スピーカーの方が広がりのあるライブ感を味わえるのでそちらの方がよい。またはどちらでも聴けるようにしておきたいという場合もあるだろう。

ここでは3種類の聴き方について紹介しよう。おそらくこの記事を読んでおられる方も3つのどれかに当てはまるはずだ。ちなみに投資額としては1<2<3になることが多い。特に3に関しては完全にオーディオの域に入ってしまい上を見ると数百万円まである。(ただ、数万円でも満足できる環境は作れるとは思う。お金をどこまで出せるかは人それぞれなので各人にあった予算で検討してみると良いと思う。)

  1. USB DAC(ヘッドホンアンプ) + イヤホン、ヘッドホン
  2. USB DAC(ヘッドホンアンプ据置き) + アクティブスピーカー
  3. USB DAC(ヘッドホンアンプ据置き) + メインアンプ + パッシブスピーカー

3つともUSB DACが入っているが、PCオーディオの音の良し悪しはUSB DACの影響が大きい。USB DACとはパソコンのデジタル信号をアナログ信号に変換するものだ。接続はUSBで行うのでUSB DACと呼ばれている。

パソコンは標準で音が出ていると思うがパソコンに内蔵されているDACがデジタル→アナログ変換をしている。最近のパソコンはそれなりに音が良くなっている感じはあるが、所詮パソコンは音が出ればいいというレベルであるので、オーディオ用途には向いていないことが多い。また、パソコン内部からのノイズを受けやすくCPUの動きに合わせて高周波ノイズやホワイトノイズが乗ることもある。

パソコン内部の影響を受けずにデジタル→アナログ変換をするための機器がUSB DACの位置づけだ。もちろんオーディオメーカーが回路を作っているので、音質を重視しているのは間違いない。実際に音を聞きながら綺麗に聞こえるように調整しているメーカーもあるだろう。オーディオ専用ということで少なくともパソコンに標準でついているものより音質がよくなる。

また、USB DACのスペックとしてサンプリング周波数がPCMで44.1kHz,48kHz,96kHz,196kHz、ビット深度が16bit,24bit,32bit等と書かれている。DSD、1bitというのもある。どれもCDよりも高解像度の音源をネイティブ再生できるということを意味している。つまりハイレゾを再生できるかどうかということである。ハイレゾをネイティブで再生したいのであれば対応した機器を用意する必要がある。購入する場合はこのスペックと価格に注目しておこう。

それでは1番のUSB DAC(ヘッドホンアンプ) + イヤホン、ヘッドホンの構成から見ていこう。3つの中では一番安価でPCオーディオを楽しめる構成だろう。購入するのはUSB DACとイヤホン、ヘッドホンの2つだ。

この場合、USB DACはイヤホン、ヘッドホンアンプとして販売されている。パソコンからのデジタル信号をアナログ変換してアンプで増幅する機器である。アンプなのでボリューム調整が出来るように、どのUSB DACにもボリュームつまみがついている。アンプと言っているが、正確に言うとヘッドホンアンプはプリアンプであってメインアンプとしての出力は持っていないのがほとんどである。(よく購入前に仕様を確認しておこう)

価格.comのカテゴリで言うとヘッドホンアンプ・DACになる。ポータブルアンプ(ポタアン)と据置き型のアンプがあるが、持ち運びするかどうかという見分け方でよい。ポータブルアンプを据え置いて使うという手もある。ポータブルアンプは充電できて外でも電源なしでスマホなどに繋いで使えるというメリットもある。

個人的な意見ではあるが、外の雑音の多いところではあまりポータブルアンプを使っても違いが分かりにくいと思われる。室内の静かなところで聴くことをお勧めするが、外でも少しでも良い音で聴きたいという方はポータブルタイプでもよいだろう。ちなみに筆者は最後に紹介するOlasonic NANO-UA1(据え置き型)を使用している。

次にイヤホン、ヘッドホンであるが、こちらは大手の量販店にいって試聴することが一番である。USB DACに見合うものを用意したほうが良いだろう。一概には言えないが、2~3000円のイヤホンではせっかくのUSB DACの性能が生かせない場合が多い。基本的には自分の気に入った音質のものを選べればよいのだが、なかなか試聴できない(試聴品がない場合や、汚くて触りたくないものなど・・・)こともあるだろう。

価格.comのカテゴリではヘッドホン・イヤホンになる。こちらを参考にしながら探すのも良い。ただ、数が多すぎてどれを選べばいいのかわからない方が多いのではないだろうか。筆者のお勧めとしては、SHURE(シュア)というメーカーのSE215 Special Edition(SE215SPE-A)というイヤホンである。1万円程度ではあるが、これまで使ってきた1万円以下のどのイヤホンよりいい。音質については好みもあるので視聴して確かめてもらうしかないのだが、取り扱っている店舗が多くないため試聴が難しいかもしれない。私も試聴せず賭けで購入したが、満足度は高い。傾向としてはドンシャリではなくフラットでどの音もはっきり聴こえる感じだ。

SHUREのイヤホンは音質だけではなく、ケーブルもしっかりしており、断線しそうな雰囲気は今のところない。(そもそも絡みにくい)また、断線したとしても、ケーブルを交換できる仕様のため、すべて買い替えということも少ないだろう。そう考えると多少高くても購入した価値があるといえる。

交換可能

高遮音性イヤホンと言っているだけあって、耳栓と同じ(ソフト・フォーム・イヤパッド)カナル型で装着すると外の音はほとんど聞こえなくなる。(ちなみにSHURE掛けという普通のイヤホンとは違う装着の仕方)外で装着するのは危険だが、じっくりと室内で音楽を楽しむのには適しているだろう。イヤパッドは消耗品なので予備も用意しておこう。

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予備購入

ケーブルだけでも販売しており、頻繁に断線するという方にもお勧めである。(そもそも普通のイヤホンよりもケーブルがしっかりしており断線することはほぼない)

ケーブルを変えるだけでワイヤレスイヤホン(Bluetooth)にすることも可能だ。最新iPhoneでも使えるようになる。

安いイヤホンを購入して、音質が気に入らない、満足できない、すぐ断線して使えなって何回も買い換えるのであれば高級イヤホンをひとつ購入してずっと使い続けるほうが結果的にお得という場合もある。まずはリファレンスのイヤホンとしてSE215 Special Editionを試してみてはどうだろうか。画像をいくつか撮ったのでレビューを書いてみた。参考になれば幸いである。(SE215 Special EditionはSHUREの中でも安価なほうで上を見るとまだまだある。予算に余裕があれば上位機種も視聴してみるとよいだろう。イヤホンなのに、このメカっぽい感じはなんだろう。)

ちなみに赤いSE535LTD-Jは凛として時雨のTKさんがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013でイヤモニとして使用している。ハプニングがあったようだが、イヤホンの遮音性を強調するような日記ともとれる。

 

次に2番のUSB DAC(ヘッドホンアンプ据置き) + アクティブスピーカーを見ていこう。

ヘッドホンアンプのUSB DACで据置き型(家庭用電源、パソコンのUSB電源から給電)で出力にピンプラグ、ミニジャックを接続できるものがある。ここにアクティブスピーカー(アンプ内蔵のスピーカー)を繋ぐとスピーカーを鳴らすことが出来る。オーディオ的に言うとヘッドホンアンプのUSB DACをプリアンプとして使うことになる。

アクティブスピーカーは元々はパソコン用のスピーカーとして多くの商品が出ていた。パソコンのDACの出力ではスピーカーを鳴らす出力は出ないので必然的にアンプ内蔵のスピーカーが必要になると言うことだ。近年ではパソコンだけではなくスマホやポータブルオーディオプレーヤーをアクティブスピーカーに繋いで聴くというスタイルもあるので様々な音質にもこだわったアクティブスピーカーが発売されている。

アクティブスピーカーではなく普通のスピーカー(パッシブ)では間にメインアンプが必要になってしまう。メインアンプは比較的大きいため、パソコンなどのデスクに置くには少し無理がある。そのため、スピーカーにメインアンプを内蔵して、線だけ繋げば音が出るようにしたものがアクティブスピーカーである。

価格.comのカテゴリではPCスピーカーになる。こちらもイヤホンと同様に様々なスピーカーがある。小型で迫力のある音を出そうとしているものがあり、それが逆に独特な聴こえ方をする場合があるので、こちらも試聴してから購入することをお勧めする。量販店に行くとスピーカーが沢山並んでいて、セレクターの番号を押すと展示のスピーカーの音を聴けるようになっているところもあるので、スマホなどを繋いでみて聴いてみるとよいだろう。

筆者のお勧めとしてはFOSTEX(フォステクス)というメーカーのPM0.3というアクティブスピーカーである。スピーカーユニットを作っているメーカーであり、音質にはいい評価がついている。普通にパッシブスピーカーも販売しているメーカーなのでスピーカー自体の性能は良い。音をモニターする用途でも使われることが多いため、家電量販店だけではなく楽器屋にも置いてある場合もある。

ハイレゾに対応した新モデルも発売されている。

高額なアクティブスピーカーを購入する前にまずはこれぐらいの価格のスピーカーから試してみると良いと思う。あと一部のメーカーはかなり低音を強調したり、艶やかに聴こえるようなチューニングをしてあって、ピュアオーディオとはかけ離れている高額なスピーカーもあるので注意しよう。低音が聞こえすぎて全体のバランスが崩れ、曲を選ぶスピーカーになってしまうこともある。価格.comのレビューは購入者のひとつの意見として捕らえて、実際に聴いてみる事が大切である。

また、アンプ内蔵スピーカーということで、スピーカーの片側にアンプが入っていてスピーカーの箱自体の左右の重さが違い、バランスが取れないことや聴こえ方が違うという可能性も出てくる。これまでアンプを作ってきていないメーカーが利便性を得るためにスピーカーにアンプを埋め込んで十分にスピーカーを生かせてない商品もあると思う。ここまで気になってくる方は次のメインアンプとパッシブスピーカーを使う方法を考慮したほうがよいだろう。

 

最後に3番目のUSB DAC(ヘッドホンアンプ据置き) + メインアンプ + パッシブスピーカーを簡単に紹介しておこう。これが、一番高額になる構成ではあるが一番いい音で聴ける(可能性がある)と思う。これまでオーディオをやっている方はUSB DACだけ用意して、あとのメインアンプとパッシブスピーカーはこれまでどおりのものを使うということも可能だ。

また、メインアンプにUSB DACを内蔵したプリメインアンプというのもある。最初からパッシブスピーカーを使う予定の場合はこちらを購入したほうがパーツが少なくて済むので構成としてはすっきりするだろう。また、USB DAC部分から音を増幅するアンプ部分まで一体型になっているのでメーカー側でうまくチューニングされている。

音量調整もプリメインアンプだけで行うことができるため、実際に使う場合も便利だ。また、機器によってはミニジャックやヘッドホンジャックがついていることもあるのでイヤホン、ヘッドホンアンプとして使うことも出来る。つまり、USB DAC付のプリメインアンプを購入すればイヤホン、ヘッドホンからスピーカーまで全て使うことができる。

価格.comのカテゴリではプリメインアンプである。あくまでもプリメインアンプであり、USB DAC機能が付いていないものもある。(付加機能でUSB DACを付けている)購入する際は自分がどのような入力を入れたいのかを考えて仕様を確認するとよいだろう。

プリメインアンプもアンプが含まれているので比較的大型になる。パソコンのデスクに置くには厳しい。そこで筆者がお勧めするプリメインアンプとしてOlasonicと言うメーカーのNANO-UA1を紹介しておこう。このプリメインアンプはこれまでの常識であった大きい、重いというイメージを覆す商品になっている。

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大きさとしてはCDケースを3枚重ねたぐらいの大きさである。大手メーカーが販売しているミニコンポより小さい。(名前もNANOCOMPOと名乗っているぐらいなので)その大きさでUSB DACとプリメインアンプの機能を持っている。(ミニジャックも付いているのでイヤホン、ヘッドホンアンプとしても使える。)つまり、USB DACだけのスペースがあればパッシブスピーカーを鳴らせるプリメインアンプを置くことができる。

音質も満足できるものだと思う。あとは各人の好みの問題というところだと思う。スピーカーも少し見てみよう。

価格.comのカテゴリではスピーカーである。ここのカテゴリにあるものはパッシブスピーカーであるのでアンプがないと音がでない。スピーカーに関しては静かな場所で試聴できる場所を探して、聞き比べながら探すと良いだろう。聞き比べると違いが少なからずわかり、また、自分がどのような音が好みなのか判断できるだろう。できるならば普段聴いているCDを持ち込んで聞き比べると違いがわかりやすい。

パッシブスピーカーとなると値段もそこそこするので慎重に選択したい。筆者はKEFというイギリスのメーカーのQ300 Version Upというスピーカーを購入した。高音のエッジがきつくなく、どんな音楽も自然に再生できる。特にアコースティックギターの聴こえ方は非常によい。

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詳しい内容はPCオーディオをグレードアップする方法を参考にしていただきたい。

以上でPCオーディオの始め方の紹介を終わるが、是非参考にして、試聴していろいろと試していただければと思う。特に毎日音楽を聴く方は早めに良い機器を揃えたほうが良いと思う。筆者もNANO-UA1とQ300 Ver.Upを購入してからは今まで聴いていた音楽をもう一度聴きなおすぐらいである。