コスパが高く何でも使えるスリムな急速充電器

急速充電器というと主にスマホやタブレット端末で使うというイメージであるが、最近ではノートパソコンでも使えるものが増えてきている。その理由としてUSB Type-Cという端子の採用が増えてきたことと、GaN(窒化ガリウム)半導体を使うことで小型化と高出力を両立できてきているということが挙げられる。1つ持っておくと何でも充電出来て便利である。

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充電して使う機器が多い

モバイル機器が普及して、今はかなり充電して使う機器が多くなっている。コンセントに繋がなくても持ち運びして使えるのは非常に便利であるが、どうしても定期的に充電が必要になる。そこで必要になるのがACアダプタや充電器(家庭用AC100V電源を機器で使えるDCに変換するもの)と呼ばれるものである。

このACアダプタや充電器というのは、これまで各メーカー独自のものや、規格がバラバラで機器ごとに用意しないといけなかった(今もそうしてる方はいると思う)例えば、iPhone用にLightningケーブル充電器、Android用にUSBのMicro-Bケーブル充電器、ノートパソコン用に大きなACアダプタ等、これを全部持っていくだけでもかなりの重量になる。

ただ、ここ最近はUSBのType-Cに統一しそうな雰囲気が出てきている。つまり、同じ規格になれば充電器一つで済む。Androidの最近の機種はType-Cになってきている。また、ノートパソコンもType-Cに対応しているものも増えてきている(Surface Pro 7等)。これでiPhoneがUSBのType-Cに対応すれば一気に統一端子になると思われる。iPad Pro、MacBook等はすでにType-Cを採用しているので、時間の問題かもしれない。

USB Type-Cは給電規格としては100Wまで対応しているので、一般的なノートパソコンレベルであれば十分に対応できるだろう。(さすがにデスクトップ用のCPUとかグラフィックボードを使うゲーミングノートPC等は数百ワット必要なので厳しい)

このような背景もあり、持ち運ぶ充電器は1つで大丈夫という状況になりつつある。

コスパの高いスリムな急速充電器

充電場所を増やしたいという目的があって充電器を買うのであればよいが、普通の方は純正の充電器があるのに何で追加で買うのか?と思うかもしれない。ただ、買い替えることで充電速度が速くなったり、持ち運びしやすくなったりする場合がある。これにメリットがあると感じる方は購入したほうが良いだろう。

急速充電器を電気屋に行ってみてみると、たくさんの商品があって選ぶのに困ると思う。個人的にお勧めするのが、Anker PowerPort Atom III 45W Slimである。

選んだ理由としては

  • 充電器やモバイルバッテリーの分野で長期的に実績のあるAnker製なので比較的安心。電源系のパーツは発火等の危険性があるので、それなりに信頼のおけるメーカーを選びたい。
  • 出力が45Wなので、ほとんどの機器が充電できる。スマホであれば最速充電、タブレットであれば純正と同等の速度で充電可能。ノートパソコンでもACアダプタの代わりに使うことが可能。一部、消費電力の高く65Wが必要なノートパソコン等は充電速度が落ちることはあるかもしれないが、一応使えるはず。
  • GaN(窒化ガリウム)半導体を採用しているため、かなり小型でスリム(ミンティアサイズ)。薄型なので、カバンに入れる時もかさばらない。
  • 小型で45W出力の充電器としては安い。

左からMINTIA(大きさ比較用)、Anker PowerPort Atom III 45W Slim、Anker PowerLine USB-C & USB-Cケーブル(別途購入)である。Surface Pro 6やその他のパソコンでも使おうと考えているので、ケーブルは長めの1.8mにしている。

一応書いておくが、ケーブルもPD(PowerDelivery)対応のものを選ぼう。45W以上対応と書いてあればよいだろう。Anker PowerPort Atom III 45W SlimはUSB Type-Cなので、Type-C to Type-Cのケーブルを購入するとよいだろう。AnkerのPowerLineも安いので充電器と合わせて買っておくと良いだろう。

Type-Cに対応していない機器の場合

Type-Cの充電器とケーブルを買ったのはいいが、いろいろな機器で使いたいと思うだろう。その場合は変換コネクタを使用すれば対応できる。

Type-Cに対応したノートパソコン、Android端末はそのまま繋げれるとして、問題はSurface Pro6やiPhoneのLightning、昔のAndroidやPS4コントローラ等のUSB Micro-Bである。

規格的には怪しいものではあるが、100円均一にもUSB Type-C変換コネクタは結構売っているので、考えることは皆同じということであろう。私は100円均一ではなく、アマゾンで変換コネクタを購入している。

Type-C to Surface Connect変換ケーブルである。これがあれば、ACアダプタ不要でSurfaceの充電ができるようになる。

Type-C to LightningとType-C to Micro-B変換ケーブル。Lightningの変換アダプタは最大の急速充電(16W)には対応しないので、簡易的なものとして使用すると良いだろう(5V×2.4A=12Wでは充電出来ている)

もしiPhoneを最速で充電したいのであれば別途ケーブルが必要だ。AppleのMFi認証取得しているケーブルが出ているので、それを使えば30分で50%充電という急速充電が実現できる。(純正のケーブルもあるが高いので、Ankerのもので十分)

気軽に持ち運びできる充電器

ノートパソコンの純正ACアダプタよりも小さいので、普段持ち運ぶ充電器としてはベストだろう。純正は家やオフィスに固定で置いて、持ち運びはAnker PowerPort Atom III 45W Slimでいいのではないかと思う。(実はこの商品は新製品で2020年6月発売)

価格的にも45Wという出力にも関わらず、3,000円を切る安さなので、サブの充電器として持っておいてもよいだろう。