スマホ充電器で迷ったらコレを買おう

スマホ用充電器の店頭売り場やネットショップを見ると、ものすごい数の充電器が販売されている。どれを買えばよいのかわからないし、見て選ぶだけでも、時間ばかりかかってしまうだろう。さらにケーブルや急速充電の対応、スペックを気にするとベストはどの商品なのか考え込んでしまう。そんな時間やお金を無駄にしたくない方に、コレを買っておけば間違いないという商品を紹介しよう。

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スマホ充電器とケーブルはコレを買おう

結論から言うと、iPhoneユーザーであれば「cheero USB-C PD Charger 18W CHE-324」と「USB-C Lightning ケーブル PD対応 Baseus Type C Lightning 変換ケーブル」(販売中止なので、代わりの)Ankerのものを購入するのがおすすめだ。

cheero USB-C PD Charger 18W (パワーデリバリー対応 充電器 小型アダプタ) 対応機種へ超高速充電 AUTO-IC搭載 折り畳み式プラグ 1ポート CHE-324

Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル【Apple MFi認証取得 / Power Delivery 対応 / 急速充電&データ同期 / 超高耐久】 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / XR / 8(0.9m ブラック)

Amazonであれば、早ければ当日または翌日には届くので、店頭で探し回るよりはネットで購入したほうが良いだろう(2つ一緒に買えば、送料無料)。また、上記同等スペックのものを店頭で探しても無かったり、価格が高かったりするので注意が必要だ。

※価格を気にしないのであれば、Appleの純正品を使用しておけば一番安心できる。

iPhoneに関しては純正品を使っても、先に紹介したcheeroとBaseusの組み合わせと同じ充電速度である。ブランドや信頼性をとって純正品に約9000円を使うか、性能だけを重視して約2800円を使うかは各人にお任せしたい。

ここからはこの商品を選んだ理由を書いていくので、特に興味のない方はスルーしていただければと思う。

スマホ充電器を選ぶ基準

このページを見に来ていただいている方は、おそらくスマホの充電器を探している方だろう。充電時間を短くしたいために急速、高速充電対応の充電器を新たに買いたい方、職場や外出、出張用にサブで充電器が欲しい方、元の付属品が壊れてしまって買い替えたい方がほとんどだと思う。そんな方々に新規で購入するのであれば、出来るだけ早く充電できる良いものを安いものでおすすめしたいということでこの記事を書いている。

現在のスマホはバッテリーの容量が大きくなり、使用時間が長持ちするようになってきている。そのため充電時間も長くなる。この対応として充電時間を短くするために各社いろいろな規格を出してきている。Power Delivery(PD)やQuick Charge(QC)やPower IQなどである。充電の規格が統一されていない状態で今はすごくややこしい。

いずれ統一されるのかもしれないが、今のところ互換性がなかったり、見た目上、充電機能なので違いに気付かないところがあり、知識が無いまま購入してしまうと、高いお金を払ったのに充電が遅いとか、思った通りの充電速度にならないということが起きてしまう。

充電高速化するために電圧と電流の最大値を引き上げているのが新しい規格である。これまでのUSBでは5V固定だったが、出力電圧を上げることで多くの電力を短時間に送れるようになり、充電高速化を実現している。

難しいところはスマホ端末、充電器、ケーブルがすべて規格に対応して初めて高速に充電ができる状態になるところである。どれか一つでも欠けると充電速度が遅くなってしまう。さらにスペック通りの性能がきちんとでるかどうかは購入して測定してみてみないとわからない。はっきり言って普通の人はそんな面倒なことはしてられない。

そこで私が検証して、Appleの純正品と同等性能のものを最初に紹介したわけだ。cheeroとBaseusの組み合わせの場合、

  • cheero CHE-324はPower Delivery (PD)に対応。5V3A,9V2A,12V1.5Aの3つの電圧/電流に対応し、最大18Wの出力が可能。
  • Baseus Type C Lightning 変換ケーブルは18Wに対応。PD対応で2Aまで電流を流すことができる。
  • iPhoneXの高速充電の最大値が18W程度なので、cheeroとBaseusで高速充電が実現できる。Appleが公表している30分で50%充電が可能。

つまり、現状のiPhoneを充電するにはちょうどよいスペック(18W出力)の組み合わせである。PDはまだ普及段階ではないので、対応充電器やケーブルを購入するとなると結構な価格になるが、この組み合わせであれば必要最小限のスペックで安価にすることができる。

この組み合わせで用意しておけば、PDに対応していても、していなくても使うことができ、とりあえずは端末が対応しているスペックで最速で充電できるということである。安いケーブルや充電器を使っていて、「何か充電が遅い」と感じている方は、この組み合わせに代えるだけで充電が速くなる可能性がある。

cheeroの充電器とBaseusのケーブルは購入サイトに明確にPD対応、18W対応と書いてあり、表記上は問題ないと思い購入した。他の充電器やケーブルの中にはPDに対応かどうかわからないもの、最大電圧電流の表示がないものもあり、値段だけで購入してしまうと、後悔してしまうこともあるだろう。

なぜcheeroの充電器とBaseusのケーブルなのか

100円均一やコンビニでも安価な充電器、ケーブルは販売されているが、実際に流せる電圧、電流が少なかったりすることもある。そうすると充電速度が落ち、いつまでたっても充電完了しないことが起きる。ただ、充電は一応できているので不良品というわけでもなく、性能の悪い充電器ということで仕方なく使うしかない。

安くても性能が悪いということが多々ある。そんな商品を掴まないために、ある程度の価格でそれなりの知名度、評価のある商品を選ぶ必要がある。

PD対応や18W対応はパッケージや説明文を見てある程度判断はできるだろう。あとは購入者の評価を見て大丈夫そうか判断するとよいだろう。あとは販売しているメーカー情報があるかどうかである。意外とインターネットで検索しても出てこないメーカー名だったり、無名の中国メーカーだったり、怪しい充電器やケーブルはたくさんある。

特に電源部分なので、品質の悪い物や検査されていないものを使用すると、発火するなどの危険性も高い。できるだけ安心して使用できるメーカーを選びたいところだ。

そんな中、紹介したcheeroとBaseusは比較的安心して購入できると判断できた。

cheero(チーロ)

ダンボーのモバイルバッテリーなどで有名なcheero(チーロ)ブランド。運営はティ・アール・エイ株式会社で大阪の会社だ。開発やサポートも国内なので安心だし、これまで電源関係の実績もかなりあると考えられる。適正価格でデザインもよいものが多い。

cheero

Baseus(べセス)

モバイル機器のアクセサリー関連を販売しているBaseus(べセス)ブランド。中国深センの会社だ。実店舗もあるし、世界中に代理店を通して販売しており実績もあるようだ。

Baseus

どちらもオフィシャルページを紹介したが、他の充電器やケーブルでオフィシャルサイトすら見つからないメーカーもある。日本はまだよいとしても、海外品の場合は特に注意が必要だろう。そのあたりも考慮して購入すれば少しは安心材料になると思う。

性能はどうか

「cheero USB-C PD Charger 18W CHE-324」と「USB-C Lightning ケーブル PD対応 Baseus Type C Lightning 変換ケーブル」を組み合わせた時の充電性能を実験してみた。

iPhoneXを充電した場合の結果である。(電圧電流値はUSBテスターを用いた)

iPhoneXの高速充電でAppleが公表している30分50%充電を達成できている。つまり純正品と遜色ない充電性能ということになる。データを見ると最大で17Wしか要求されていないので18W出力のcheero USB-C PD Charger 18W CHE-324はiPhoneXにとってはベストな商品といえるだろう。

充電器自体の大きさも、出力電力が大きくなればなるほど大型化していくので、持ち運びのことを考えても、このcheero USB-C PD Chargerの大きさは比較的小型でよいのではないだろうか。純正の29Wの充電器を買っても最大17Wでしか充電されないので大きい充電器を持つ意味はあまりない。

データを見ていくとわかるが、細かく電圧電流が制御されている。50%ぐらいまでは一気に充電できているが、徐々に充電電力を落としていき、80%付近で9V→5Vに切り替わる。80%以降は電力が結構落ちるので高速充電の恩恵はあまりないだろう。

端末の状態や環境によってかわるかもしれないが、およそ2時間でiPhoneXを満充電にできた。これを使えばちょっとした時間でかなり充電ができるため、充電し忘れたとにきにも役立つだろう。充電に対するイメージもがらっと変わるかもしれない。

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