衣類乾燥除湿機で洗濯の時短と電気代の節約ができる!

衣類乾燥除湿機は衣類を乾燥させたり、部屋の除湿を行ったりできる家電である。特に必要はないと思っている方も多いと思うが、使い方次第では洗濯自体が非常に楽になる可能性がある。また、室内で洗濯物が干せるという利点から「浴室」衣類乾燥機を使用の方は、衣類乾燥除湿機に置き換えることで電気代が安くなる場合が多いと思う。ここでは最新の衣類乾燥除湿機を使用したときの利点を紹介する。

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外干しの欠点

外に干したほうが早く乾くとか、気持ちがいいとか、良いこともあるが、どちらかというと欠点のほうが多いかもしれない。外干しの欠点を挙げてみる。

  • 天気に左右される(日照時間が短い、雪が多い日本海側は特に)
  • PM2.5などの有害物質が洗濯物に付着する
  • アレルギーを起こす花粉が洗濯物に付着する
  • 黄砂で洗濯物が汚れる、黄砂が来ている時は干せない
  • 日光(紫外線)に当たることによって、洗濯物が変色、色落ちする
  • 洗濯物の紛失、盗難
  • Googleストリートビューに撮影される可能性

昔に比べると気にしないといけない項目が増えているので、部屋干しに変えたという方も一定数いるのではないかと思う。

部屋干しの利点

外干しの欠点をすべてカバーできると思う。部屋干しの利点を挙げてみる。

  • 天気に左右されない(毎日が洗濯日和)
  • 部屋のクリーン度で乾燥できる(基本的に室内のほうがパーティクルが少ない)
  • 日光に当たらないので、すべて陰干しになる。乾燥による変色、色落ちが少ない
  • 風で飛ばされたり、盗難される可能性はかなり低い
  • 洗濯物を第三者にみられることがない

これらの理由から部屋干しするのがよいということがわかるだろう。ただし、部屋干しには欠点が一つある。乾くのが遅いということである。

時間をおけば乾くのであればよいが、濡れている時間が長いと生乾きの臭いがしてくる。この辺りは最近の洗濯洗剤であれば、部屋干し対応と謳っているのである程度は防げるだろう。とはいえ、早く乾かすほうが臭いが出てくる可能性は低い。そこで衣類乾燥除湿機の出番である。

衣類乾燥除湿機の導入

衣類乾燥除湿機にもいろいろ種類があるが、2~4人の家族であればデシカント式の小さいものでも十分だろう。部屋まるごと除湿したいとか、より早く洗濯物を乾かしたいとか、数日分まとめて洗濯したいとかの希望があれば、少し高額な高機能なものも検討するとよい。

筆者の購入した衣類乾燥除湿機はパナソニックのデシカント方式衣類乾燥除湿機F-YZR60である。パナソニックが販売する衣類乾燥除湿機で一番安価で、一番小型な機種である。

ほぼ同じ仕様でナノイーがついたものもあるが、ナノイーだけで価格がかなり上がる&衣類の匂いは洗剤と柔軟剤を選んでいるのにそれを消臭する機能を付けるのはどうなのかなと思い、選択しなかった。ちなみに上位機種にはナノイーがすべてついているので選択肢がない。

取っ手がついており、持ち運びも簡単だ。水は下のタンクに貯められる。タンクは約2Lである。使うたび捨てていれば満タンになることはないだろう。

動作させたところである。上記写真の右側がルーバーになっていて、自動で動いてくれる。モードは衣類乾燥で速乾、仕上げ、音ひかえめ、おまかせの4種類である。除湿だけしたい場合のボタンもある。設定は記憶されているので、使うときは「運転 切/入」を押すだけで前回の設定のまま動作してくれる。

スイッチ類の下側に「低湿、適湿、高湿」の表示がある。湿度センサーでリアルタイムにどれくらいの湿度かを判断してくれる。濡れた洗濯物があると「高湿」になり、乾いてくると「低湿」になる。そして洗濯物が乾いたと判断したら自動で衣類乾燥を停止してくれる。つまり、ついたままになることがなく、最小限の消費電力で乾燥できるということである。

衣類乾燥除湿機の上手な使い方

何回か洗濯して気付いたことがある。衣類乾燥除湿機といっても万能ではなく、うまく乾かすにはコツがいるということである。洗濯物を乾かすには、湿度と風が重要ということである。(外で干すときも同じことが言える)

洗濯物を乾かすには湿度を低くし、風を当てることが必要である。湿度が高かったり、風がないと乾きが悪いというのは何となくわかると思う。

このことから衣類乾燥除湿機を使っていたとしても、洗濯物の間隔をあける、風を通すようにするということが重要になってくる。洗濯物をくっつけていたりすると、一部分が乾かなったたりすることもあるので、注意が必要だ(風が通らないため)

パナソニックのF-YZR60ではルーバーが標準では動かない設定になっていた。風向き上下のボタンを押して上方向にすると、ルーバーがスイングして上方向に風を送るようになった。これが結構重要で、ルーバーが固定だと同じところにずっと風が当たってうまく乾かなかったり、風がうまく拡散しないため、湿度がうまく測定できず、乾ききる前に停止してしまうことがあるようだ。

基本的にモードは「おまかせ」にしておけばよい。消費電力もこれが一番少なくなるということである。風の音が結構大きいので夜などで気になる場合は、「音ひかえめ」にしておくとよいだろう。(少し乾燥時間は長くかかる)

洗濯の時短に

梅雨の時期や冬の北陸地方など、洗濯物の乾きにくい時期に衣類乾燥除湿機を使うと早く乾くため時短になるというのはわかると思うが、それだけではない。部屋干しすることによって洗濯物を外に出さなくてよくなり、外までの往復時間を短縮できる。

洗濯機から洗濯物を出す→ハンガーにかける→外に運ぶ→干す→部屋に運ぶ

というのを衣類乾燥除湿機を使えば、

洗濯機から洗濯物を出す→ハンガーにかける→衣類乾燥除湿機ON

これだけになる。究極はランドリーラックを購入して洗濯機周りに設置し、その下に衣類乾燥除湿機を置けば、ほぼ歩くことなく、洗濯干しが終わってしまう。無駄な動きがなくなるし、天気によって外に干したり、部屋に干したりするような作業の差が出ないので、毎日同じ動作で、大体同じ時間で洗濯家事が終わるようになるだろう。

衣類乾燥除湿機の電気代は

カタログに記載されている消費電力と実際に測ってみた消費電力を次に示す。(測定方法はこちら

モードカタログ値実測
おまかせ290W298W
速乾460W296W
仕上げ460W297W
音ひかえめ280W31.1W
除湿280W23.2W

実測してみたところカタログ値と違う値が出てきた。おそらく状況によって消費電力が可変すると考えられるが、「音ひかえめ」の消費電力がかなり低く出ている。平均するとカタログ値になるのかもしれないが、もし実測が正しいとすると、音ひかえめにすると「おまかせ」の1/10ぐらいの消費電力なので、これで使うとかなり電気代を安くできるのではないかと思う。(動作を検証中)

26[円/kWh]で計算すると、「おまかせ」で1時間動かすと7.54円である。洗濯1回あたり5時間ぐらい動いているとすると、37.7円で乾燥できることになる。洗濯物を乾燥させる方法としては安価な方だと思う。

この記事で書いたように浴室衣類乾燥機を使った乾燥に比べると電気代をかなり安くすることもできるだろう。浴室の扉を開いておけば浴室もある程度乾燥してくれるので、置き換えとして購入してもすぐに元が取れるだろう。

機種によって消費電力は違うと思うが、カタログ値を参考にしてなるべく能力と消費電力が妥当なものを選ぶとよいだろう。(消費電力の高い除湿機もあるので注意しよう)これだけのコストで時短ができ、年中室内で洗濯物が乾かせるという利点があれば衣類乾燥除湿機を購入するのもよいのかもしれない。

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