1000円で作るダイソン掃除機スタンド

サイクロン掃除機で有名なダイソン。その中でもコードレスタイプは売れ筋である。すでに持っている方も、購入を検討している方も多いのではないだろうか。製品的にはおすすめできるものであるが、掃除機が自立しないため、保管するには少し工夫が必要だ。ここでは付属の壁掛け充電器を使い、スタンドを作ってみようと思う。

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コードレスタイプ掃除機 Dyson V6 Motorhead

筆者が2015年ごろに購入した初ダイソンの掃除機は「Dyson V6 Motorhead(ダイソン ブイロク モーターヘッド)」である。V6というのがデジタルモーターのバージョンで2015年では一番新しかった。その後のMotorheadは回転ブラシ付きのヘッドが付いているということである。

幾つか種類があるが、V6と付いているものはすべて構造的には同じものでカラーが違うだけである。その後に続くのがヘッドの種類で、今回購入した一般的なMotorhead(モーターヘッド)だったり、大きいごみや小さいごみを同時に吸い込めるFluffy(フラッフィ)だったり、ペットの毛が吸い込みやすいAnimalpro(アニマルプロ)だったりする。プラスと付いているのはフレキシブルなホースなど付属品が強化されているものである。

一般的な掃除であればMotorhead(モーターヘッド)が一番いいのではないだろうか。ヘッドだけの違いでかなり値段が変わってくるので、店頭で使ってみて本当に必要かどうかを考えるとよいだろう。

たまにダイソンで安いって思うものが出ているかもしれないが、V6以外で型落ち品だったり、布団掃除専用のMattress(マットレス)だったりすることがあるので、購入の際は気をつけていただきたい(ジャパ○ットとか、在庫処分しようとしている店員とか)布団掃除専用のMattress(マットレス)を買ってしまうと床の掃除ができないのでせっかくの高価な掃除機の使用頻度が減ってしまう。

普通の掃除機を持ち帰ろうと思うと結構重いが、ハンディタイプなので軽々持ち帰ることが出来る。

箱を開けると、保証書、本体、ホース、モーターヘッド、ヘッド等、充電器が隙間なく綺麗に入っている。

組み立てるとこんな感じである。組み立てると言っても、普通の掃除機のように、はめ込むだけなので特に取扱説明書を見なくてもよいだろう。

キャニスター型の紙パック式から買い替えしてよかった点としては、

  • 持ち運びが楽なので、すぐに気になったところを掃除できる
  • コードレスなので、コードの引き回しを気にせず動ける
  • 使用を続けても、吸引力が落ちていない気がする
  • オン、オフがトリガータイプなので、本当に吸いたい時だけON出来て省エネ
  • 使用時間20分であるが、オンオフをこまめにしていれば結構掃除できる
  • 動作音はキャニスター型よりも静かだと思う。音のイメージ的にはハンディドリル
  • 吸い取ったゴミが、やばいくらい見える

悪かった点としては、

  • ほぼ毎回、ごみを捨てないといけない
  • 掃除機が自立しないため、壁掛けの充電器を壁に穴をあけて取り付けないといけない
  • 吸い取ったゴミが、やばいくらい見える

コードレスになるだけで、こんなにも掃除が楽になるのかと思うような変化がある。少し文章が長くなってしまったが、もし買い替えを考えておられる方は選択肢の1つにいれていただければと思う。

後継機種のV8も発売中である。音が小さくなったり稼働時間が倍になったり、ゴミ捨てが楽になったりかなり進化している。動作音もかなり抑えられている。

さらに最新機種としてV10も発売されている。見た目もスタイリッシュに、さらに性能も進化している。

進化が速いので、安いからと言って買ってしまうと型落ち品を手にしてしまうこともよくあるだろう。気を付けて型式や形を見ておこう。

ダイソン掃除機スタンド

それでは本題のダイソン掃除機のスタンドを作ろうと思う。悪かった点として挙げているが、壁掛けの充電器は付属しているが壁に穴を開けないと取り付けできない。固定の場所にずっと置いておくというのであればそれでもよいが、移動したい場合などもあるだろう。

移動できるようにするためにはスタンドを購入するか、自作することになる。現在はコードレスタイプの掃除機が普及しているため、様々なスタンドを安価で手に入れることができる。DIYが好きな人ならよいが、面倒であれば買ったほうが早いだろう。

2015年当時は、まだスタンド自体もあまり販売されておらず、高価なものが多かったので自作にチャレンジした。現在でも自作すれば安くなる場合もあるし、オリジナルのものができると思うので、DIYが好きな人は作ってみるとよいだろう。

材料は近くのホームセンター(コメリ)で購入してきた。

  • ねじ 皿タッピング 3.5×16(直径3.5mm、長さ16mm)16本入り
  • 木材 パインシェルフ 294×18×195(縦294mm、横195mm、厚さ18mm)
  • 木材 桐集成材 24×30×1820(縦24mm、横30mm、長さ1820mm)
  • 金具 特厚不等辺アングル 60×120

あまり良い寸法の材料がなかったが、とりあえず購入してきている。木材のパインシェルフはもともと本棚用、桐集成材は細長い木の棒である。後で気づいたが、パインシェルフはもう少し大きいもの(一番長い辺が400mm)を選べば安定するだろう。また、桐集成材は長さ1820mmは不要で、1500mmぐらいのものがあればベストである。

土台はパインシェルフと桐集成材を特厚不等辺アングルで固定する。使用するねじはすべて皿タッピング 3.5×16を使用している。

壁掛け用の充電器を桐集成材の棒に取り付けている。高さは現物あわせでよいと思うが、説明書には下側の穴が、床から1200mmと指定がある。実際には1000mmぐらいでも大丈夫そうだ。

これで完成である。

掃除機を装着するとこのような感じである。見方によっては宙に浮いているように見える。

横から見るとこのような感じである。モーター部分が重たいのでもう少し重心をずらすと倒れてしまう可能性がある。出来れば土台部分のパインシェルフをもう少し大きいものにしておけば安定するだろう。

あと、スタンド自体が軽いので、掃除機を外す際に一緒にスタンドまで持ち上がってしまうが、土台部分を重くするか、両面テープを使うかもう少し工夫があると良いだろう。私は桐集成材の棒を手で押さえながら掃除機を外している。

特に図面等作成なしで雰囲気で作ってしまっているが、スタンドとしては使用できるのでこれでよかったと思う。できれば金属を使って丈夫なものを考えていたが、後々の処分等を考えると木材を使用するので正解だっただろう。(加工のしやすさも含め)

最後にかかった金額であるが、税込み1,014円と言うことで、税込み14円オーバーしているがご了承いただきたい。

ダイソンを購入されていて、床にそのまま掃除機を置いている方は是非、作成してみてはどうだろうか。

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