パソコンに接続できる外付けUSB機器は多種多様であり、簡単にいろんな機能を拡張できる。ただ、一部の外付けUSB機器ではうまく動作しない、動かないということがある。パソコンにドライバー(外部機器を認識、制御するのに必要なファイル)が入っていない以外にも動かない要因があるということを紹介する。
外付けUSB機器がうまく動作しない、動かない要因
要因としては供給電力不足ということがよくある。
特に外付けのドライブ(Blu-rayドライブ、DVDドライブの光学ドライブ等)で発生しやすい。高速回転しようとしているのに途中で減速する、ドライブが認識したりしなかったりするというのも電力不足が要因である可能性が高い。
その他にもキャプチャーボード等、消費電力が高いもので起こる。といっても見分けるのは困難であり、接続してみて初めて気付くということが多い。モーターなどのアクチュエーターや、レーザー、演算を行うプロセッサーが付いていると電力不足が起きやすいイメージだ。
この場合、機器の電源供給を「バスパワー」ではなく、「セルフパワー」にすると解決することが多い。
セルフパワーのUSBハブを用意しよう
供給電力不足を解決するにはセルフパワーのUSBハブを使おう。セルフパワーというのはUSBハブにACアダプターが付属しているものである。
私のパソコンは現在Surface Pro 6であるが、USBポートが1つしかなく、複数機器を使う場合はどうしてもUSBハブを使わないといけない。ただ、セルフパワーのUSBハブを使ってもうまく動作しなかった。(直接繋げば動くが、ハブを通すとうまくBlu-rayドライブが認識しない。いろんなセルフパワーのUSBハブを使っても動作しなかったので、ハブを通すと供給電力が不足するものと考えられる)
そこで急遽、買ってきたのが、Buffaloの「BSH4A120U3」である。
このセルフパワーUSBを使えばBlu-rayドライブも複数機器も問題なく使用することができた。ACアダプタが増えるので、あまり持ち運びには適していない。ただ、ACアダプタを使わなければ普通のバスパワーのUSBハブとして使うことができるので、電力の高い機器を使わないのであれば普通に使うことができる。
USBハブを使っていて、うまくUSBの外部機器が動かない場合は、セルフパワーのUSBハブを買ってみると動く場合があるので、試してみるとよいだろう。
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