スマホ、タブレット、パソコン、デジカメ、ドライブレコーダーなどの記憶容量を増やすためにmicroSDを購入する機会は多々あるだろう。もちろんネット上でも購入することはできるが、気を付けないと不良品やスペックを満たしていないものを手にしてしまうかもしれない。
AmazonのmicroSDの購入で不審に思ったこと
Surface Pro6にはmicroSDポートがあるので、容量を増やそうと大容量のmicroSDを探していた時のことである。容量も、値段も様々だなと眺めていたが、明らかにおかしなところがあると気付いた。
この記事を書いているのは2019年9月22日であるが、なんと1024GBのmicroSDがあり得ない価格(安すぎる価格)で売られているのだ。プライムマークもついているが、見るからに怪しい。
どうしてそう思ったかというと、先週ようやくSDカードの大手SanDiskの1024GB(1TB)のSD,microSDが発売したというニュースが流れていたからである。価格は発売直後ということで6万円越えで販売されている(最初のプレスリリースでは10万円だったはず)
そんな大手の1024GBが高価で販売されているのに数千円でAmazonで売られている。レビューはないし、購入したわけではないので、本当に1024GBで紹介されているスペックで動作するのかはわからないが、極めて怪しい。
Amazon経由なので返品はできるだろうが、ただの時間の無駄になる可能性が高い。
情報を知らないと騙される可能性あり
今回はたまたまmicroSDの最大容量と価格を知っていたので、このAmazonの商品は怪しいと気付くことができた。microSDだけではなくて、ものを購入するときはある程度、情報を知っておかないと損するどころか、詐欺に巻き込まれる可能性もある。
特にネットでは現物を見ることができないのでさらに注意が必要である。レビューや採点(星の数)も鵜呑みにするのではなく、少し疑うぐらいの気持ちで見たほうが良いだろう。
microSDなんて容量が大きくて安いやつを選んでおけばよいと考えていると、トラブルに巻き込まれてしまうだろう。
microSD購入で失敗しないためには
失敗しないためには店頭で購入するとか、有名なメーカーのものを選ぶということだろう。とりあえずSanDiskを選んでおけば安心だろう。他のメーカーの安いもの選ぶというのでもよいが、それなりのリスクがあるということを覚えておこう。(安いのには理由がある)
microSDも大容量になり、データ(写真など)も大量に保存できるようになった。その分、消えた時のダメージは大きいだ。そういうことも考慮して信頼性の高いmicroSDを購入するとよいだろう。
ただ、半導体メモリは特性上、長期保存には向かないので、定期的にHDDや光ディスクにバックアップすることを忘れないようにしよう。
結局購入したのは
本当は1TBが欲しかったが、価格がまだ高いので見送った。その次に大きい容量は512GBである。上でも紹介したようにSanDiskからも出ている。あとSamsung等からも販売されている容量である。この2社のどちらかを購入しておけばある程度安心できるだろう。
と、書きつつ私が結局購入したのはコストパフォーマンスの高いレキサーmicroSDだ。少し心配なレビューがあったりもしたが、今のところ問題なく使えている。
何か問題があるのかわからないが、ここ3か月で2~3千円、価格が下落している。安くて大容量を探している方には良いかもしれないが、しばらくして使えなくなるという報告もあるようなので、自己責任で購入して欲しい。
大容量化が進むmicroSD
それにしてもmicroSDの進化はすごい。3年前に200GBで驚いていたのに、もう1TBの時代である。この小さなパーツに1TBを詰め込める(50GBのBlu-rayなら20枚も入る)のだから、用途は無限大だと思う。
スマホの容量もそのうち気にすることなく、使い切るのが難しいくらいになっていくのだろう。今後もメモリの容量の最新情報をチェックしていきたいと思う。(すぐに時代遅れになりそうなので)
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