PageSpeed InsightsはGoogleが提供しているホームページやブログの速度を評価するオンラインのツールである。Googleが提供していることもあり、検索の上位に表示されるためにもなるべく高いスコアにしておきたい。今回、スコアが異常に低かったので原因を特定し、対策してみたので紹介しようと思う。
PageSpeed Insights
ホームページやブログ等の速度を誰でも、どこのサイトでも分析できるツールである。下記のリンクからオンラインでツールを使うことができる。
使い方は簡単でサイトのアドレスを入力して「分析」をクリックするだけである。
どこのサイトでも分析できるので、気になるサイトを自由に入力して分析してみるとよいだろう。ページ構成やページ速度を気にして作成しているサイトはきっとスコアが高得点になっていると思う。
改善前のハウツーITのスコアは?
このブログはルクセリタスというテーマを使用しているので基本的には高得点になるはずである。しかし、実際にはかなり低いスコアが表示された。
モバイルのスコアが以下のように33点だった。かなり低いと思う。
次にパソコンのスコアである。86点と悪くはないが、黄色で表示されているので、良い感じはしない。
スコアを落としている原因は
原因はアドセンス(Adsense)の自動広告だった。自動広告とはサイトの構造を解析して収益が最大になるように広告を自動で表示してくれるという機能である。設置するほうは何も考えなくてもよいので楽ではあるが、広告が過多になったり、変な位置に広告が出てきたりと、まだ精度がいまいちなところもあった。読み込み時の分析処理やモバイルのアンカー広告等が処理を重くしているのかもしれない。
その影響か、自動広告を有効にしていると、ここまで紹介したようにスコアがかなり低くなってしまう。収益は良くなるかもしれないが、スコアが低いのは問題だ。対策としては自動広告をOFFにするしかなさそうだ。(PageSpeed InsightsもAdsenseもGoogleなのでいつかは両立できる日がくるかもしれない)
そうはいっても自動広告だけがPageSpeed Insightsのスコアを落としている。通常のレスポンシブル広告などは使用してもスコアはほとんど落ちないので、自分で配置する場所を決めて、自動広告と同じような場所に広告を表示すれば収益もそんなに変わらないはずだ。(保証はしないが)
自動広告を外した後のスコアは
自動広告を使わないようにした場合のPageSpeed Insightsのスコアが以下になる。安定して99点出るようになった。
自動広告がスコアを大きく落としていたということがわかった。ただ、ここまではっきりと違いが出るとは思わなかった。もちろんベースとしてルクセリタスというすばらしいテーマのおかげで高得点になっているというのはある。
もし、PageSpeed Insightsのスコアがどうやっても上がらなくて困っている方がおられるようであれば、Adsenseや他のサービス、スクリプトを見直してみるとよいだろう。
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