iPhoneを購入する際に一緒に購入するのがケース(カバー)である。新型iPhoneが発売されると基本的には寸法が変わるため、新しくケースも買い替えることになる。スマホを保護したりデザインを変えたりするのにほとんどの方がケースを付けていると思う。ここでは特におすすめなApple純正レザーケースを紹介する。
ケース選び
iPhoneはAndroidに比べても多くの種類のケースが販売されており、どれが良いのか迷うことも多いだろう。また、ケースの破損や汚れ、見た目が飽きてしまい何度も買い替えてしまうということも起こる。
この買い替えを防ぐには、壊れにくく耐久性があり、シンプルなもの、肌触りが良いものを選ぶ必要がある。ケースを消耗品として使うのではなく、端末と同じくらい使い続けれればベストである。筆者もスマホを使い始めてから様々なケースを買ってきているが、一番満足しているのが、Appleの純正レザーケースである。
筆者はiPhone 6sの途中からAppleの純正レザーケースを使い始めたが、最終的にiPhone Xに機種変更する1年半ぐらい特に不満なく使うことができた。
ちなみにケース選びで失敗した例として
- TPUケース → 空気中に放置しているだけで黄ばんでくる
- ラバーコートケース → 最初は肌触りが良いが、経時で剥がれてきたり、べたべたになる
- シリコンケース → ゴミが付きやすい、やわらかくて縁がどんどんめくれてくる
- ハードケース → 指紋や皮脂が付きやすく、長時間持っているとべたべたする
などが挙げられる(実体験)。大手家電量販店に行くとサンプルとして触れるところがあるが、気を付けて購入しようとしていても上記のようなことが起こるので本当に注意しないといけない。ケースを何回も買いなおすことになってしまう。
その点、レザーケースは
- 革なので肌触りがさらさらしている
- 指紋や皮脂がつかない、べたべたしない
- ゴミが付きづらい
- 汚れが目立たない、革製品なので使用することで味わいが出てくる
ということもあり、どのタイプのケースよりも私は気に入っている。この理由からiPhone Xに機種変更したタイミングでもレザーケースを選択した。
iPhone XのApple純正レザーケース
iPhone X発売と同時にApple純正のレザーケースが発売されていたので、一緒に購入した。(厳密には発売日当日にiPhone Xを手に入れることが出来なかったので、ケースだけ購入)iPhone 6sと同じようなレザーケースと思っていたが、改良されていて、さらに素晴らしいケースになっていた。
まずは、Appleの製品紹介文を引用しておく。
Apple製のこのケースは、iPhoneのなめらかなボディにぴったりフィットします。余計な部分は一切ありません。特殊ななめし加工と仕上げが施されたヨーロピアンレザーを使っているため、外側は柔らかな手触りがあり、時とともに自然な風格が加わります。機械加工されたアルミニウムのボタンは、それぞれのレザーケースのカラーにマッチします。内側には、あなたのiPhoneをしっかり保護できるよう、マイクロファイバーの裏地を採用しました。このケースは常に装着しておくことができ、そのままワイヤレスで充電することさえできます。
ぴったりというのと、ヨーロピアンレザーを使っているところ、機械加工のアルミニウムボタンがあること、ワイヤレス充電も問題なくできるところが特徴のようだ。背面に金属が使われているケースなどはワイヤレス充電できないが、紹介文に明確にワイヤレス充電ができるとかいてあるので安心してワイヤレス充電を使うことが出来る。
パッケージはシンプルであるが、しっかりしたもので、さすが純正と言える。それでは開封してみる。購入直後に写真を撮る時間がなかったため、これ以降の写真は申し訳ないが3か月使用した現在の状態であり、新品はもう少し傷が少ないと考えていただきたい。(色はブラックのため、多分比較しないと新品との違いが判らないと思う)
背面は全面レザーでアップルのロゴがデボス加工されている。アップル純正品のケースということを唯一主張しているところでこれ以外は特に何も表記されていない。シンプルなデザインで長期間付けていても飽きないし、ビジネスで使うような方でも革製品ということで相性はよいだろう。また、ケースだけを持ってみるとわかるが非常に軽量であるため、本体が重くなるということもないだろう。
内側は紹介文にあるようにマイクロファイバーになっており、傷がつかないようになっている。側面にはiPhone6sケースの時には無かった機械加工されたアルミニウムのボタンがついている。iPhone6sケースの時はこの部分もレザーで覆われており、押しづらかったので、この改良はありがたい。
それでは実際にiPhone Xに装着してみる。
びっくりするくらいiPhone Xの寸法ぴったりに作られている。初めは装着するのに少し力がいるくらいだ。有機EL画面よりも少しケースが出っ張っているので表面から落ちてもある程度は保護してくれる。側面のボリュームボタンなどもアルミニウムのおかげで押しやすい。
本体の下の部分(ケーブルをさすところ)である。きっちりと角を保護してくれていることがわかるだろう。iPhone Xは表も裏もガラスのため、落とした場合、どちらかの面にダメージが入る可能性があるが、このケースであれば、少しくらいの落下には耐えれると思う。(まだiPhone Xを落としたことは無いが、機種変更前のiPhone 6s使用時の落下には耐えてくれていたため)
iPhone Xもカメラ部が出っ張っているため、ケースをつけないとテーブルに置いた場合先にカメラ部が接触してしまう問題がある。この純正ケースを使用すればカメラ部が少し埋まった状態になるため、カメラ部に傷がつくことがない。(市販品で薄さを売りにしているケースもあるが、カメラのほうが出っ張ってしまい、結局保護できないということもある)
最後に
肌触りもよく、傷や汚れも目立たず、耐久性もあり、しっかりと保護してくれるケースであり、満足度の高いケースである。私の中では純正レザーケースが一番使いやすく、長く使えると感じている。ただ、少し値段が高いというところが唯一の欠点だと思う。
iPhone Xは本体価格が税込みで12万円超えと高額であるため、ケースにも多少はお金をかけたほうが満足できると思う。安いケースを何回も買い替えるより、高級なケースを一度買ったほうがお得になる場合もある。
iPhone X以外でもAppleストアではレザーケースを扱っているので、iPhoneユーザーであれば一度見てみるのもよいと思う。
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