パソコンの性能を測る方法

パソコンが普及して今では多くの機種が販売されている。ノートパソコンやデスクトップパソコン、画面一体型やタブレット端末までパソコンといっても様々な種類がある。店頭だと値札に簡単なスペックが書いてあったりするが、なかなかその場では性能を判断するのは難しい。

店員さんに聞いたとしても用途を聞かれて、大体このくらいのスペックであれば十分だろうというのを紹介されると思う。ネットや動画を見るだけであれば、安価な比較的スペックの低いものになり、地デジ録画や映像編集やエンコード、ゲームをしたいというと高価な比較的スペックの高いものを勧められる。

見た目は数年前からあまり変わっていなかったり、似たような形をしているのに値段が違ったりして不思議に感じる方もいるだろう。高いパソコンには高いなりのパーツが使われていて、より快適に使えるようになっている。常に最新のものを買っておけば、少なくともこれまで使ってきたパソコンよりも高性能になっていると考えられるが、感覚ではよくわからない。そこで出てくるのが今回の「パソコンの性能を測る方法」である。

少しパソコンを知っている方であれば、ご存知であると思うが、所謂、ベンチマークというものである。複数のパソコンで同じベンチマークソフトを動かすことで、各パソコンの性能を数値化、比較ができるようになる。基本的に高価なパソコンほどベンチマークの数値が高くなる。(ブランドやサポート料金を上乗せして高いものもあるので注意が必要ではあるが)

BTOパソコン(カスタマイズして購入できるパソコン)などでは目安としてこのベンチマークの値を製品ページ載せていることがあり、価格と性能のよいパソコンを数値を見ながら決めることもできる。また、雑誌やパソコンのレビューでもよくベンチマークを使用して性能の違いを紹介している。

自己満足の世界ではあるが、新商品(CPUやグラフィックボード等)が発売されると、ITライターさん達や新しもの好きな方々がベンチマーク結果を載せていることがある。それをみて物欲が出る方々がいて、そこまでのスペックが必要ないのに購入してしまうという事が起こる・・・つまり経済を活性化しているわけだ(?)

ここでは、よく使われているベンチマークソフトを紹介したいと思う。

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3DMark

3Dベンチマークとして定番で世界的にもよく使用されるベンチマークソフトである。基本ベンチマークであれば無料で使用することができる。(一部有料の部分もあるが、使わなければお金はかからない)数種類のベンチマーク測定が用意されているが、一般的によく見るのが「Fire Strike」を動作させたベンチマーク結果だ。

ソフトのダウンロードはここから可能だ。容量が4GB弱とインターネット回線も試されているようであるが、気長に待って頂きたい。ダウンロードが終わったらインストールしてソフトを実行しよう。

私のノートパソコンのベンチマーク結果が上の画像である。Fire Strikeの結果としては「14563」と出ている。値的には2017年時点で上位のほうにくるパソコンだと思うので、これより数値が低くても気にすることはないと思う。測定に少し時間がかかるが、綺麗なグラフィックを眺めているとすぐに終わると思うので、そんなに苦にはならないだろう。

BTOパソコンで比べたい場合はマウスコンピューターなどを参照していただきたい。

ファイナルファンタジーXIV紅蓮のリベレーター ベンチマーク

日本人であればほとんどの方が知っていると思われる「ファイナルファンタジー」のベンチマークである。3Dゲームというとファイナルファンタジーを思い浮かべる方も多いと思う。自分のパソコンで快適にゲームができるかどうか確認するためにベンチマークソフトが公開されている。

ソフトのダウンロードはここから可能だ。zipファイルを解凍して、ffxiv-stormblood-bench.exeを起動しよう。スタートをクリックすればベンチマークが始まる。

私のパソコンでは「15069」とでており、非常に快適に動作するようだ。ちなみに解像度や品質を落とせばスコアはよくなるので、幅広いパソコンでゲーム自体は動作するはずだ。大型の量販店やパソコンショップではよくこのベンチマークが走っていることが多いので比較してみるとよいだろう。

BTOパソコンで比べたい場合はドスパラなどを参照していただきたい。

最後に

パソコンの性能実力を数値で明確にすることによって、自分の欲しいパソコンの目安を決めることができる。また、買い替えのときの性能差を数値で見ることもできるだろう。購入する際に共通のベンチマークソフトで比較してみても面白いと思う。

ちなみにこのページで紹介したノートパソコンは

15.6インチ最強のノートパソコンを購入する方法

で紹介しているので興味のある方はご覧いただければと思う。

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